今、さくらを想う

天使が降誕なされた!

傾注(アハトォウン)!!
諸君、今日はCCさくら、所謂カードキャプターさくらの事を語るぞ。
だが作品の解説のようなものはしない。調べたい者は下記のページでネタバレ覚悟で調べるがいい。
http://ja.wikipedia.org/
wikipediaは全く遠慮がない。見る者は全編アニメを見てから見た方が無難だ。良いな、諸君。



私がさくらに出会ったのはいつだったか。確か学生の頃だっただろうか。
「はっNHKで魔法少女ぉ〜〜〜〜〜〜?そんなもんやって本当に面白いのかよぉ〜〜〜〜〜っ」
と言って一話を見た後、
「オンもしろぉ〜〜〜いっ」
正にモッツァレラチーズとトマトを一緒に食べた億泰の気分だった。のっけからパジャマでご出勤とはヤラレタ。ケロちゃんコーナーではさくらや同級生が着る制服やコスチュームの紹介までする死角のなさ。男子のはおまけどころか歯牙にも掛けておらず、久川綾の声で「因みに男子のはコレ」と言って一秒間もモニターに写っていないのはやってくれると思うしかない。私の一生の中で、NHKが公然とスク水を紹介した番組は古今東西この番組しかお目に掛かった事が無い。よくPTAが許したなコレ。
その瞬間から毎週が楽しみになった番組の一つとなった。当時田舎の学校にいた自分は関東区のアニメが全く見れない状況だったので、全国区で例外なく放送されるNHKに感謝すらした。受信料は時々しか払わなかったが。毎週を欠かさず標準でビデオ予約し、160分しか入らないビデオに呪いの言葉放ったことも多々。放映は三期に渡り、全70話という話数を残し終了、後の映画では完結をきっちり放映しCCさくら伝説は終焉を迎える。CCと言うとスロットのようだな。まあ、いい。
兎に角、小狼なんぞと結ばれるのは正直屈辱以上の何物でもないが、頬を紅潮させ好きな人を想うさくらを見るのはこの上も無く幸せだから構わん! 実際、さくらが想い人と一緒になってラブラブするという描写が想いの他少ないのは不幸中の幸いと言えるだろう。
CLAMPコミックスのさくらは綺麗だと思うが、アニメ版のエロさが希薄になっているのは正直残念と考える。少女漫画なのだからこれは如何ともし難い。が、これもコレクションの一つとして揃えるべきであろう。
アニメ版のほのかなエロさは筆舌尽くしがたい。制服のスカートが翻る様か。さくらの紅潮した表情か。何故にこのような番組が存在するのか。それはやはり制作を担当したマッドハウスの底力が影響していると思われる。
マッドハウスと言えば超硬派から超軟派、エロから子供番組まで何でも来いのアニメ会社だ。古くは「エースをねらえ」や「宝島」のような代表作品。1973年と言う古来からの最古参。私がマッドハウスの作品を考えるならエロアニメ「妖獣都市」だったり超硬派の「OEDO 808」だったりするのだが。このようなアニメ会社が傑作カードキャプターさくらを制作する。全く関連性が無いと思われるはずのこの二者が交わった時、奇跡が起きたのだ。見ていない者はどんな障害も乗り越え見るべきである。今現在マッドハウスは「おとぎ銃士赤ずきん」を放映中。言っておくが木ノ下りんごは私の物だ。盟友諸君、そのつもりで。
因みに、CCさくらの同人誌はそれ程良い物が無い。殆どの物が陵辱、強姦物ばかりというだけでなく、妙なアレンジを加えた(頭身が大人になったり胸がでかかったり)物が多いだからだ。
それでも見たいならなぎさわゆうの同人誌を買いたまえ。メロンブックスとらのあななら数冊は残っているはずだ。
純愛路線なら砂原鈴子という女性同人作家の本が一般・18禁で何冊か出ている。こちらは委託数が少ないせいか、同人ショップでは18禁は殆ど見かけない。ヤフオクで途方も無い値段になっているので注意せよ。
個人的にはプロ作家でもある結城みつるのCCさくら寸止め漫画の続きが見たい物だ。こちらもかなりのプレミアなので注意。
フィギュアで完成品の物はエンスカイから発売されている「カードキャプターさくらフィギュアコレクション2」がお勧めだ。だが買って損は無いとは言い切れない。この二つ以外は余り出来が良くないからだ。各630円…だったような気がする。

これらの物はたかがエロ漫画やフィギュアである。しかし、さくらが好きなら、そしてさくらに愛があるなら万難を排してでも手に入れるべきである。調べたい時は各作家や会社名の名前をググれ。
諸君、健闘を祈る。
それではまた。